完成見学会&地元の伝統文化蛭谷和紙の展示イベントは無事おわりました。
今回は単独の住宅一軒のみの見学会としては異例な数の見学者数で、記帳してもらった方のみで
一日あたり50組とか。それに加え、記帳してない僕からの関連のお客様を加えると、相当な数になり
対応が出来なかった方も多く、対応出来なかった方や、人が多すぎてゆっくりきちんと見れなかった
方には大変申し訳ありませんでした。
こんなにすごい事になるとは予測もつかなかったので、2日間のイベントでなく4日間にするべきだったと
反省しています。
今回は富山の伝統文化である「蛭谷和紙」を使った建築を、お客様と相談しながらやれることになり、
地元の和紙と建築の相性の良さを見て頂き、伝われば、と思い始めました。
和紙についてはいろんな意見もありますが、予想以上に評価が高く、新聞に取り上げられた事で多くの方に
知ってもらい、「蛭谷和紙」の建築を見たいという方が大変多く見えられました。
今回は、「施工会社の信用や集客力」+「地元の伝統和紙」+「和紙に取り組む建築士」のコラボの相乗効果が高く、
大盛況で、結果的にやっててよかったと思いますし、大変感謝しています。
多くの方に知ってもらうことで、現実に伝統和紙も建築の素材として利用できる事や風合いのすばらしさや
相性の良さを知ってもらい、富山でも越中和紙の需要が増えればと思っています。
お陰様で設計の依頼数も増え、年内~来年前半着工の仕事はすでに満杯になり、来年度着工は先着予約順となりました。
この住まいを建設させてもらったお客様や、施工関連の方々や、関わった人達には本当に感謝です。
僕はこの仕事が好きだしやってて良かったです。まだまだ満足はしていませんし、目指す描くものが出来るには
もっと勉強や経験が必要だと思っています。この波に乗り、さらに良いものを、満足していただけるものを
手がけられるように頑張ります。
坂東建築設計室 坂東秀昭