いいことがありました。

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こんばんは、坂東です。

 

昨年から長期間何度も間取りの図面を書いている物件がありました。

打ち合わせしながら沢山描いたけど、どの図面も使い勝手はよくそこそこなのですが、

どうもしっくりこないし納得がいかず、以前のプランにはこだわらず最初からやり直した結果、

最後に納得がいくものが出来、施主さんにも「とてもいい感じになった」と喜んでもらうことができました。

今回の図面は僕らしい図面で使い勝手、合理性、収納のとり方、空間の見せ方、デザイン、シンプルさ、

自然や庭との一体感、風や光のとり方、と、トータル的なバランスがいいものです。

これから予算調整など壁はありますが、実現したらきっといい家になります。年内完成予定です。

 

最初のプランをいかにしっかり練られるか?長期的に住み続けても納得いくものが考えられているか?

与えられた条件の中で一番ベストなものができているのか? 形や間取り使い勝手に無理がないか?

建築は最初のプランニングで決まると思いますので一番重要な「要(かなめ)」なのです。

 

最も大切な中身に重点をおいて力を入れ、プランは互いに納得がいくまで最後まで妥協しないとことんやる、

そして現場も職人さんに任せっきりにせず多く足を運んで確認し、臨機応変に気づいたことに細かく対応していく。

基本的なことですがこれをやると手間がかかり数は沢山やれません。採算効率も高くなりません。

 

しかし、無駄なコストを省き、できるものの中身に一番労力や経費をかけて質を上げることで、仕事をとることに

経費をかけなくても、口コミのみで常に予約が1年以上先まで入っている状況になりました。

僕の会社の一番の強みはここにあるので、今後も自信を持って学び磨き、満足度を高めるために挑戦し続けて

いきたいと思います。