こんばんは坂東です。
今設計している友人の家に合わせたオリジナルの障子やドアのデザインと施工図面を書いています。
カタログから商品を選ぶものと違い大変手間はかかりますし、予算が合わないときは合わせるために
材料を安く仕入れるところを探してきたり、自ら建具の塗装を徹夜で仕上げることもよくあります。
なんでそこまで手間をかけてもやるのか?というと、家の雰囲気の良さの3割~4割は建具で決まると
思うからです。 なので妥協せず毎回その家に合うものを考え、制作図面を作っています。
この思いや労力も完成した時にしっかり伝わってくるものなので好んでやります。 一度作ったものは
天然の木なので長期にわたり使用でき、古くなるにつれて風合いも生まれ、傷も「あじ」として
みられるようになります。
写真は過去の制作事例で、各家のコンセプトやデザインに合わせて職人さんの技術や個性を活かして作ったものです。